こんにちは、Sunnyです。(初めましての方はコチラから⇒プロフィールを読む)
アメリカと日本の国際結婚である私たち夫婦は、現在3歳と0歳の息子たちの子育て真っ最中。毎日気絶しそうな目まぐるしい日々を送っています。
幸い夫は家事育児にとても協力的であり、我が家ではすべて完全分担制を敷いています。それゆえ、時には子育て方法を巡って意見がぶつかることもあります。
子育てに関する常識が、アメリカなどの欧米諸国と日本では全く違うことがあるんです。
今回はそんな我が家の子育てを少し紹介してみましょう。
国際結婚夫婦の子育て 欧米式?日本式?
赤ちゃんは子供部屋に一人で寝せる?
日本では母親と子どもが同じ部屋で寝るって結構一般的な光景ですよね。家族全員で川の字になって同じ部屋で寝ることも意外と普通かもしれません。
でもアメリカをはじめとする欧米諸国では、赤ちゃんのうちから子ども部屋のベビーベッドで一人で寝せるのが一般的だったりします。
これは子どもの自立心うんぬんという以前に、夫婦の寝室(=夫婦生活)を守る側面の方が強いのかな?
「母親」「父親」という役割だけでなく、「夫婦」としての時間も重要視する欧米らしい考え方ですよね。
日本では子どもを産んだとたんに「お母さん」「お父さん」になってしまうことがほとんどですもんね。
我が家の場合 子どもは一人で寝せる?
長男が産まれた際は欧米式に則って、子ども部屋のベビーベッドで一人で寝せていました。
泣いたら私が子ども部屋に行くパターンですね。
子ども用の可愛いカーテンに沢山のぬいぐるみ、ベビーモニターも完備した子ども部屋。
数週間後、、、
ベビーベッドは物置に、そして子ども部屋は私の寝室に変貌を遂げましたよね。
いやいや
だってね
泣く度に起き上がって子ども部屋に移動
授乳
オムツ替え
寝かしつけ
自分の寝室へ戻る
泣いたらまた起きて子ども部屋へ
マジで
面倒臭いYO
新生児の子育てって想像以上に本当に体力勝負だったりします。
しかも産後で身体はボロボロ。
手間はなるべく省くのが賢い方法だと思うんですよね、個人的に。
よって欧米式の 子ども部屋でひとり寝は早々に却下 。
子ども部屋での添い寝にシフトしました。
なんて楽なんだ!
添い寝!!
しかもベビーモニターをいちいち気にしなくて良くなったので、私もグッスリ寝れるようになりました。
ちなみに次男が産まれた後は、もうベビーベッドなんて準備すらしてません 笑
そのまま添い寝です。
今現在も左に長男、右に次男の完全川の字で寝ています。
子どもと一緒にお風呂に入る?
子どものお風呂っていうと、パパやママと一緒に湯船に浸かって、、、なんていうのが普通ですよね。
でも欧米では、親子が裸で同じ湯船に浸かることってまず無いです。
性的虐待や児童ポルノなんかの観点から、これらは非常識な行為とされたりします。
特に異性の親であれば尚更ですね。
父と娘が一緒にお風呂に入るなんていう場合は、性的虐待を疑われて通報されたりもします。
では欧米ではどうやって子どもをお風呂に入れるのかと言うと、
湯船の外から入浴介助をする(親は服を着たまま)
これが正解。
我が家の場合 お風呂は一緒に入る?
日本のお風呂と欧米のお風呂ってそもそも造りが違うんですよね。
欧米のバスルームには洗い場がないことが多いですし、浴槽もずいぶん浅いです。だから外からの入浴介助がしやすいんですね。
逆に日本の風呂場は入浴介助に全く適していませんよね。
服濡れちゃうし、湯船が深すぎて腰にくるし、、、。
そのため我が家では「一緒に入浴する」日本式を採用中。
ただし我が家は息子が二人のため、異性である私は一緒に入りません。
入浴は完全に夫の仕事。
離乳食は作る?買う?
日本では手作りの離乳食って当たり前みたいに語られますよね。
母親たるもの本を読んで勉強し、離乳食教室に通って愛する我が子のためにせっせと離乳食を作るものだ!!
買った離乳食なんて愛情が足りん!けしからん!
みたいな。ね?
手間をかけて手作りイコール 愛情なんていう、意味不明なこだわり。
そして実際に多くの母親達は「離乳食は手作りしなければいけない。」という使命感にいつも追われているように感じます。
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でも欧米では離乳食を買うことのほうが圧倒的に多いんですよ。
フルーツに野菜、豆、肉などあらゆる食材のペーストが売っており、子どもが食べやすいようにフルーツとミックスされているものなんかも沢山あります。
それにオーガニックなどのチョイスもあり、とにかく種類が豊富。
日本でもレトルトの離乳食はあるんですが、種類がすっごく少ないんですよね。実際に子育てしてみると分かるのですが、買ったもので済ませようとするといつも同じような食材に偏ってしまうんです。
これも全て「離乳食は作るのが当たり前」という固定観念のしわ寄せなのかしら?
我が家の場合 離乳食は作る?買う?
長男の時は初めての子育てということもあり「愛する息子のために手作りしなければ。」という謎の使命感に支配されていました。
10倍粥をつくり、ほうれん草をすりつぶし、小分けにして冷凍庫へ。
マジで気が遠くなるYO。
しかも
どうせ大して食べないし、、、。
我が家の次男は最近離乳食デビューをしました。
そして今回は「離乳食は無理して作らない。」と心に決めてます。
お粥だけ作ってあとはレトルト。
楽だし、床にぶちまけられてもストレスゼロ。
そもそもね、そんなことに神経をすり減らす時間がもったいないよね。その分子どもと一緒に遊ぶほうがよっぽど良くないですか?
離乳食を作ろうが買おうが、そこに愛情の差なんて微塵もありません!!
愛情表現は欧米式?日本式?
皆さんご存じのとおり、欧米の愛情表現はあからさまです。
義理母が初めて孫と対面した時には、「I love you攻撃」の洗礼を受けましたね、マジで。
「I love you.」だったり「I’m proud of you.」だったり、とにかく言葉でも態度でも愛情表現が凄いんですよ。
あんまり感情を表に出さない日本人にとっては、正直こっぱずかしかったりするんですがね。
我が家の場合 あからさまな愛情表現はする?
コレはね
なんの迷いもなく
YES!YES!!YES!!!
アメリカ人もビックリの激しい愛情表現をしてますね。
自分でもちょっと引きますね。
もう息子たちへの愛情がダダ洩れてます。
だって
子育てに一番大事なのって、愛情表現じゃない?
固定観念に囚われず自分らしい子育てを
これは子育てに限ったことではないんですが、国によって常識や考え方が違うことは珍しいことではありませんよね。
そしてそのどちらが正しく、どちらが間違っている訳でもないんです。
こんなことって巷に溢れてます。
そしてこういった「違い」に触れる機会が多いのは、国際結婚ならではだったりもします。
固定観念に囚われず
広い視野を持って
「自分に何が合うのか」をしっかりと見極めていくことが大切ですね。