臨月に入りいざ出産が近づいてくると、身体にも様々な兆候が表れてくるものです。
約2週間前の次男出産の際にも、すこし前から「出産の兆候」のようなものを薄々感じていたような気がします。
出産の兆候というと「前駆陣痛」や「おしるし」、「破水」などが一般的に良く知られているのですが、その他にも「これは出産の兆候?」と迷ってしまうものも沢山あったように思います。
今回は出産1~2週間前に私が実際に感じた「出産の兆候」についてまとめてみたいと思います。
出産が近いかも!?出産の兆候まとめ
出産直前に現れる兆候とは?
下腹部の鈍痛
出産が近くなると、下腹部に痛みを感じることがあるようです。
「痛いっ!」というような鋭い痛みではなく、まるで生理痛のような重く鈍い痛み。そして不規則に痛みの波がやってくるのです。
この下腹部の鈍痛は、出産の数日前~数時間前に感じる人が多いようです。
【体験談~私の場合~】下腹部の鈍痛は感じた?
私の場合は出産の約1週間ほど前から下腹部に「ずーん」とした鈍痛を感じるようになりました。お腹がグーッと張る 前駆陣痛とはまた少し違った感覚で、本当に 生理痛のような痛みなんです。
今思うとこれは出産が近い兆候だったのでしょう。
食欲が増す
妊娠中期から後期には大きくなった子宮に胃が圧迫されるため、あまりたくさん食べることが出来なくなるものです。また食後に胃もたれをしやすくなる人もいます。
しかし出産が近づくと赤ちゃんの位置が下がってくるため、胃への圧迫が徐々に楽になります。
そのため、食欲が復活することが多いようです。
【体験談~私の場合~】食欲は復活した?
私も妊娠中期から後期にかけての時期には、少し何かを食べるとすぐに胃もたれを起こしてしまっていました。そのため「食べたい」という欲がほとんどなかったように思います。
つわりに苦しんだ妊娠初期も含め、「食」というものにほぼ縁のなかった妊娠生活。
しかし出産を迎える1週間ほど前から急激な「食欲」に襲われました。
今までの食欲減退が嘘のように収まり、もう食べたくて食べたくてしょうがない。
急に食欲が復活、いや 爆発。
出産に備えて体力をつけようとする本能だったのかもしれません。
人間の身体って本当に不思議なものですね。
下痢気味になる
妊娠期間中は 便秘に悩まされることが多いものです。
しかしいざ出産が近づくと、今度は反対に下痢の症状が出ることがあるようです。
出産が近づいてくると女性ホルモンの働きの変化により、腸の機能を弱らせる作用があるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量が減少します。
これによって腸の機能が正常に戻ることが原因とも言われています。
【体験談~私の場合~】下痢気味になった?
私の場合は妊娠中期頃に便秘がはじまり、後期になると薬なしでは排便できないほど重度になっていました。
便秘は多くの女性が苦しむ妊娠中のマイナートラブルのひとつでもあります。
しかしこの重度の便秘が、出産の約1週間前になると 急に改善してきました。そしてお腹を下して下痢気味になることも増えたように思います。
妊娠期間はずっと便秘に悩んでいたため、急な変化に少し驚いたものです。
おりものの変化
妊娠中は量が増えるなど、おりものに変化が見られることが多いものです。そして出産間近になると更におりものが増えることがあるようです。
これは出産の際に赤ちゃんが産道を通りやすくするためとも言われています。
また出産に備えてホルモンバランスが変化することにより、おりものの色や臭いが強くなることもあるようです。
【体験談~私の場合~】おりものは変化した?
私の場合、出産直前になってもの特におりものの変化は感じられませんでした。
妊娠中は確かにおりものの量が増えていたのですが、出産直前だからといって増えることもなく、色や臭いが強くなることもありませんでした。
こういった身体の変化は本当に人それぞれなものですね。
ひどい股関節痛
いざ出産が近くなってくると、赤ちゃんも徐々に生まれる準備を始める時期になります。
この頃になると少しづつ下へ下へと位置が下がり、赤ちゃんの頭が骨盤に固定されます。そしてそれに伴い、周辺の骨や靭帯、筋肉を圧迫し始めるのです。
これにより股関節(恥骨)周辺に痛みを感じる人も多いようですね。
【体験談~私の場合~】股関節痛は?
出産の2~3週間ほど前から、股関節が押されて開いてくるような違和感を感じるようになりました。
特に料理など 立ったままでいる時や歩いている時などに酷くなる傾向が強く、大きなお腹に圧迫された股関節の位置がズレて痛みや違和感を感じます。
ひどい時には、痛みと違和感でしばらく歩けなくなってしまうこともありました。
出産直前まで長男を歩いて保育園へ送迎していたので、この股関節痛は地味に辛かった症状のひとつでもあります。
胎動が少なくなる
出産に備えて位置が下がった赤ちゃんは、骨盤内に頭が固定されます。これにより自由に動くことが難しくなってくるのです。
そのため、臨月に入ると胎動が少なくなる なんて言われたりもします。
しかし完全に胎動が無くなることはありません。
全く胎動を感じない場合は、赤ちゃんに何らかの異変が起きている可能性も考えられるため、すぐに病院を受診するようにしましょう。
【体験談~私の場合~】胎動は少なくなった?
妊娠期間を振り返ってみると、胎動のピークは妊娠8か月頃だったように思います。
この頃は胎動が非常に激しく、まるでお腹の中に魚を飼っているような感覚。お腹を突き破って出てくるんじゃないかと心配になるほどでした。
しかしこの後は緩やかに落ち着いていき、出産間近になると激しい胎動を感じることはあまり無くなっていました。
但し「胎動が全くなくなる」という訳ではありません。
「定期的に胎動は感じるが、痛いほど激しくは動かない」という感覚です。
スポンサーリンク
出産に向けて心の準備をしよう
出産予定日が近づいてくると、「いつ生まれるのだろう。」とソワソワしてしまうものですよね。
しかし出産がいつ始まるかは誰にも分かりません。
いざその時が来た時に慌ててしまわないよう、出産の兆候を把握しておくことは大切なことでもあります。
身体の小さな変化を見逃さず、出産に備えてくださいね。