妊娠・出産の辛さというと「つわり」や「出産の痛み」なんかにフォーカスされることが多く、実は産後が辛いということはあまり知られていないように思います。
私も上の子を出産した際には「出産」がゴールであり、産後の辛さなど考えたこともありませんでした。とにかく陣痛や出産の痛みばかりを気にしていたように思います。
しかし実際に出産を終えてみると、産後の辛さが想像以上であることに気が付きます。
もしこの辛さを知っていたら、少しは心の準備が出来ていたのかもしれないのですが、全く知識がないまま怒涛の産後に突入した私は正直身も心もボロボロでした。
そこで今回、出産前にぜひ覚えておいて欲しい「産後が辛い理由」についてまとめてみたいと思います。
もっと知ってほしい!「産後の辛さ」
出産後も休めない?怒涛の入院生活
出産という大仕事を終えた後はそのまま数日入院して、ゆっくりと体力を回復させる、、、。
なんていうのは夢のまた夢。
出産を終えた後の入院生活はそんなに甘いものでありません。
私が出産した病院では、出産したその日から母子同室。
産後のボロボロの身体でオムツ替えや頻回授乳。
ゆっくり寝ている暇なんて、正直全くありません。
授乳間隔やおしっこの回数を細かくチェックされ、時間が空きすぎていると夜中でも容赦なくたたき起こされます。
その他にも入院中は沐浴指導や授乳指導などの予定が、隙間なく詰め込まれています。
そんな雰囲気はさながら合宿のようでもあります。
授乳が痛い
授乳に激痛を伴うということはどれだけの人が知っているのでしょう。
私自身も自分が実際に経験するまで全く知りませんでした。
乳首から流血!?
産まれたばかりの赤ちゃんはまだ口も小さく、上手に授乳出来ないことのほうが多いです。そのため浅飲み(浅く咥える飲み方)になってしまい、乳首に激痛が、、、。
授乳って「ほほえみながら抱く母親と、それを見上げる子」のような穏やかなイメージがありますよね?正直この痛みは全く想像していませんでした、、、。
しかも乳首がパックリ割れて流血することもあるんです。私は実際に長男の時だけでなく、次男の時にも流血を経験することになりました。
産後3、4日目がピーク!激痛を伴うおっぱいの張り
産後の女性の身体は赤ちゃんのために母乳を作り始めます。
しかし生まれたての赤ちゃんはまだ上手に飲めない上、一度にたくさんの母乳を飲むことが出来ません。
その結果、作られた母乳はそのままおっぱいに溜まり続け、ボールのようにパンパンに張ってしまうんです。
これが想像以上の激痛
本気で泣くほど痛い。
このおっぱいの張りは産後3、4日目がピークで、夜も眠れないほどの激痛に悩まされます。
私は母乳が出やすい体質のようで、長男の時も次男の時もこのおっぱいの張りに随分と泣かされたものです。(痛すぎて本当に涙が出てきました。)
おっぱいが張りすぎて、痛くて歩けない日もあったほどです。
この痛みを緩和するために助産師さんが母乳を絞ってくれるのですが、
その姿はまるで
そう、牛。
経産婦は後陣痛が痛すぎる
出産後、子宮が収縮するするのに伴う痛みを「後陣痛」と言います。この後陣痛は出産の数時間後から始まり、その後数日間ほど続いていきます。
そしてこの後陣痛は、初産婦よりも経産婦のほうが痛みが強いとも言われています。
実際に私も初産の時にはほとんど後陣痛を感じなかったのですが、次男を出産した際には痛みに悶絶することになりました。
とにかく痛くて、ベッドの上で冷や汗、、、。
酷い生理痛のようでもあり、陣痛のようでもあり、下痢の痛みのようでもあるこの後陣痛は、痛み止めなしでは乗り切れません。
会陰切開の傷が痛くて座れない
これは第一子出産時なのですが、会陰切開の傷が痛すぎてしばらく椅子に座れませんでした。ドーナツクッションを使うと少し楽にはなるのですが、それでもかなりの激痛。
そして一番怖かったのがトイレで大をする時。
「いきんだら縫ったとこ裂けませんか((( ;゚Д゚)))?」
と何度も繰り返し助産師さんに尋ねたことを覚えています。
笑いながら「大丈夫よ~。裂けないから~。」
なんて軽く返されても、本気で裂けると思っていました。
それくらい痛かった、、、。
しかし次男出産時は「会陰切開なし」「お股も全く裂けず」という超スピード出産だったため、産後のお股の痛みはほぼゼロ。
経産婦パワーの凄さを思い知らされた経験でした。(その代わり後陣痛が酷かったんですが、、、。)
超スピード出産の記録はこちら↓

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笑って泣いて怒って、、、乱れに乱れたホルモンバランス
産後のホルモンバランスの乱れは本当に辛い、、、。
「産後ガルガル期」なんて言われたりもするのですが、もう暴れまわるホルモンバランスを制御することなど不可能に近いでしょう。
イライラして当たり散らしたかと思いきや突然悲しくなってみたり、急に元気になったり、、、。
完全にヤバイ奴。
私は先日次男を出産し、今まさにこのヤバイ奴真っただ中。
でもこればっかりは自分ではどうにもならない。ホルモンバランスの乱れを自覚していても、全く制御不可能。
本人だって辛いんです。
出産は本当に大変
今回は意外と知られていない「産後の辛さ」についていくつか挙げさせていただきました。、出産の痛みやつわりの辛さだけでなく、こうした「産後の辛さ」についてもっと皆に浸透して欲しいと思う今日この頃です。
妊娠から出産、そして産後までを通して、女性は身も心もボロボロになり果てます。
皆さん!もっと産後の女性を労わってくれ!

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