保育園に行きたくない! 登園拒否の原因は私にあった

保育園に行きたくない!登園拒否の原因は私にあった子育て
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早いものでもう10月も終わりに差し掛かっている。 今月から始まった息子の保育園生活もなんとか1か月が過ぎようとしている。 1日1時間の慣らし保育から始まった保育園だが、玄関でのギャン泣きや赤ちゃん返り、登園拒否など、想像以上に大変な1か月となった。

この1か月の経験は私にとっても「気づき」の連続。母親としての自覚、そして今後の育児について改めて考えさせられる貴重な経験となったように思う。

今回はそんな1か月の中で私が実際に経験したこと、そして気付かされたことを書いてみたいと思う。

保育園に行きたくないと言い出す息子。でも 登園拒否の原因は私にあった、、、。

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途中入園から慣らし保育のスタート

「慣らし保育」と聞くと、「保育園の玄関でギャン泣き」という様子を想像する方も多いのではないだろうか? 息子も初日、2日目、3日目と見事なギャン泣きをしたのだった。

そんな姿を見て、私まで涙ぐむ→保育士さんにサッと帰るように促される。という波乱の慣らし保育スタート。

しかし、 4日目の朝から全く泣かなくなった息子。笑顔で手を振る余裕まで見せてくれた。 保育士さんからも「慣れるのが早いですね。」の言葉を頂き、ホッと胸を撫で下ろしたのだった。

「息子は私が思っているよりずっとたくましく育っているんだ。」

そんな風にさえ思っていた。

その後徐々に保育園の滞在時間を伸ばしていき2週間ほど経った頃、突然の「登園拒否」が始まったのだった。

保育園に行きたくない!突然の激しい登園拒否

それまで順調に進んでいた慣らし保育だが、この「登園拒否」は前触れなく急に始まった。 いや、きっと前触れはあったのだろう。私が気付くことが出来なかったのだ。

その日は朝起きてすぐにひとこと。

「保育園行かない。」

「どうして?何か嫌なことあった?」 と尋ねてみても無言。

「◯◯先生待ってるよ。すぐに迎えに行くから遊んでおいで。」 と言っても無言。

表情は強張り、全身で拒否しているのが伝わってきた。

しかしその時の私は

「少し慣れが出てきたからだろう。きっとみんな通る道。ここを踏ん張ればきっと大丈夫。」

そんな風に考えていたのだった。

癇癪、夜泣き、号泣の始まり

息子は元々とても穏やかな性格で、どちらかと言うと引っ込み思案。情緒もとても安定していたため、これまで「魔の2歳児」「イヤイヤ期」のようなものはほとんどなかったように思う。

しかしこの「登園拒否」が始まった日から、癇癪や夜泣きが急に始まったのだ。

・自分の思い通りにならないと激しい癇癪を起こし号泣する。

・夜中に泣きながら何度も起きる。

・夢でうなされている。

・私や夫の問いかけを無視する。

こんな状態陥ってしまった。

そして号泣して激しく抵抗する息子を車に乗せ、毎朝保育園へ連れて行かなくてはならない。

私も息子も精神的に大きなストレスを抱えていたのだった。

保育園へ通うのは間違いだったのだろうか?

こんなストレスを抱えて行く意味があるのか?

本当に息子のためになっているのか?

考えれば考えるほど暗闇の中に迷い込んでしまい、一体何が正しいのか分からなくなってしまった。

夫からのプレゼント

そんなストレスフルな毎日に疲弊していた私と息子に、夫から小さなプレゼントがあった。

それがこの本。

現役の小学校教師である夫の姉が勧めてくれた本で、アメリカではポピュラーな絵本のようだ。

ママと一緒にいたくて、学校へ行きたがらない小さなラクーン。

そんなラクーンの小さな掌にそっとキスをするママ。

寂しくなったら掌をほっぺに当てると、ママの大きな愛を感じる。

ママはいつでも君を思っているよ。

という内容の短い絵本。

寝る前に布団に入り、2人で読んでみた。

読み終わると、私の目からは自然と涙が。

二歳の息子にはまだ少し難しく、きっと内容は理解出来ていないだろう。

この本が必要だったのは私のほうだったのかもしれない。

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不安だったのは私だった

息子が保育園へ行き始めたのは私の出産が主な理由である。

出産予定は12月のはじめ。寒くなってくるため外で遊ぶ機会も減ってくる時期である。そしてお腹が大きくなってくると、体力的にも遊びに連れ出すことが難しくなってくる。

遊び盛りの息子にとっては、保育園でお友達と遊ぶほうが良いのかもしれない。

そんな思いもあり、保育園へ通うことを決めた。

はじめは「息子のため」。ただそれだけの理由だったのが、徐々に「出産までに早く慣れさせなければ」という焦りに変わり、「慣れるためには無理しても通わせなければ」というプレッシャーになっていった。

朝起きると「今日もきちんと保育園に行けるだろうか?」という不安を感じ、

「遅刻しないように早く朝ごはんを食べさせなくちゃ。」

「早く着替えさせなきゃ。」

「準備は大丈夫かな?」

「あぁ、また泣いてる。」

「どうやって連れて行こう、、、。」

こんなことを考えていた。

そして保育園の玄関では後ろ髪を引かれるのが怖く、保育士さんに息子を託してサッと帰る。

家に帰ると不安とストレス、妊娠による体調不良で精神的にも落ち着かず結局何も出来ない。

そんな負のループに陥っていたのは私のほうだった。

子どもは本当に敏感だ。顔や態度、言葉には出さずとも、そんな私の様子を察していたのだろう。

「息子は私が思っているよりずっとたくましく育っているんだ。」

そんな風に思っていた息子は、たくさんの感情と必死に戦っていたのだ。

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私は息子にきちんと愛情を伝えられていたのか?

そんな時に夫から貰った絵本を読み、大事なことに気づかされたような気がする。

「私は息子にきちんと愛情を伝えられていたのだろうか?」

「新しい環境に飛び込む息子に安心感を与えられていたのだろうか?」

答えはNOである。

泣いて不安がる息子を見て「みんな通る道。」と思い、登園拒否をする息子に「今を踏ん張ればきっと大丈夫。」と考えていた。

息子の不安や葛藤にきちんと向き合うことをしてこなかった。

自分の不安やストレス、体調不良を理由に、十分な愛情を伝えていなかった。

そして何より、赤ちゃんが生まれることを悟った息子の寂しさを受け止めきれていなかった。

そんな未熟な自分に気づかされたのだった。

私が変われば息子も変わる

その日から私は自分の態度を改め、体調が許す限り息子に寄り添うことを決めた。

抱きしめながら眠り

朝起きて布団の中で寄り添い、お喋りをして

並んで朝食を食べ

車ではなく手を繋いで保育園へ歩いていく

保育園の玄関では息子の気が済むまで抱きしめ

ほっぺにキスをする

沢山のI Love You を伝え

教室に入るまで手を振り

お迎えの時はいつも笑顔で抱きしめる

私はこんな当たり前のことが出来ていなかったのだ。

こうしてしっかりと向き合う時間を作っていくと、息子の登園拒否や癇癪が不思議なほど収まってきた。 そして笑顔で保育園を楽しみ、徐々に元の穏やかさを取り戻していった。

息子に必要だったのは「母親の愛情」ただそれだけだったのだ。

こんな当たり前のことを忘れていた私は、まだまだ未熟だ。

しかしこの経験を通じて、母親として「あるべき姿」「今後目指す母親像」をしっかりと考えることが出来たように思う。

小さな頃は母親や父親はとても大きな存在だった。しかし自分がいざ母親になってみると「迷い」「葛藤」「反省」の連続だ。

人間関係は奥深い

今回の経験を通して、子育てだけでなく人間関係においても多くのことに気づかせてもらったような気がする。

これはきっと子どもと親の関係だけでなく、恋人同士や夫婦、家族、友達、そんな私たちを取り巻く人間関係においても似たようなことが言えるのかもしれない。

人間は誰でも完璧ではない。

つまづきながらも多くの経験を通して、母として、妻として、人として、たくましく、温かく、大きなハートを持った人間に成長していきたいと思う今日この頃である。

 

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