【国際結婚の悩み】言われなきゃ分からない夫 VS 言わなくても分かって欲しい妻

言われなきゃ分からない夫 VS 言わなくても分かって欲しい妻国際結婚
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国際結婚で直面する壁というと「文化の違い」や「生活習慣の違い」といったことが多く挙げられるが、実際に結婚生活が続いていくと本当に大変なのは「無意識に染みついた感覚」の違いだという事に気が付く。

ハッキリと見える「文化の違い」や「習慣の違い」は始めの頃こそ戸惑うことが多いのだが、実は慣れていくのも早いもの。しかし小さな頃からそれぞれに「無意識」に染みついた「当たり前」の感覚を共有することは、かなり難しいと感じている。

そのひとつがタイトルにもある

「言われなきゃ分からない夫 VS 言わなくても分かって欲しい妻」

これは未だに我が家のケンカの原因の大部分を占めている問題だ。

【国際結婚の悩み】言われなきゃ分からない夫 VS 言わなくても分かって欲しい妻

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「察する」という日本独特の感覚

一般的に日本人は自分の意見をハッキリと口にするのが苦手と言われることが多いが、それは日本独特の「察する」という感覚が根付いている証拠ではないだろうか。というよりも意見をハッキリ言えないから「察する」感覚が身に着いたのだろうか?そのあたりは良く分からないが、日本人のこの特技は、本当にすごい。

日本生まれ日本育ち、生粋の日本人である私にもこの「察する」という感覚は小さなころから自然に染みついている感覚だと思う。そして自分にその感覚があるがために引き起こされる弊害が、相手にも「察して欲しい。」「いちいち言わなくても分かって欲しい。」という感覚。いや、むしろ「分かって当たり前」と言った方が早いかもしれない。

日本人同士ならある程度は分かり合えるこの感覚が、国際結婚となるとそう上手くは行かないことのほうが多い。

言葉を額面通りに受け取る夫

アメリカ出身の夫は、とても細やかで色々なことに良く気が付く性格だと思う。日本在住歴も長く、日本人独特の考え方や文化にも非常に理解がある。

しかしそんな夫に対しても、この「察する」という感覚は未だに難解問題。日本人に良くある

「本当はこうして欲しいんだけど、ストレートに言えないから何となく遠回しに伝えて、、、でも分かるよね?」

なんていう遠回し作戦はまず通用しないのである。

放った言葉は基本的に額面通りに受け止められる。

欧米では基本的に意見や希望はハッキリと伝えることが普通なため、わざわざ濁したり「あえて言わない」ことで意見を主張することは一般的ではないのだ。

「言ってくれなきゃ分からない。」

このセリフは今まで何度も何度も言われた。

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愛情表現の違いも実はコレが原因?

「欧米人は愛情表現が豊か」というのは既に一般的に知られており、実際に国際恋愛や国際結婚をすると、この洗礼を直に受けることになる。

これに対して日本人はあまり大っぴらに愛情表現をしない。特に人前では。

ただ単に「日本人はシャイ」ということもあるのだろうが、実は「いちいち言わなくても分かるでしょ!」という感覚が働いているのではないかと思うようになった。

私も愛情表現があまり豊かな方ではないので、夫には寂しい思いをさせることも多いだろうと少し申し訳ない気持ちになることもある。しかし日本人にとっては「愛情表現をしない=好きじゃない」ではないのだ。

感覚の違いを埋めるのは、、、やはりお互いの努力と理解

この「染みついた感覚の違い」は、長く一緒に居ればいるほど顕著に現れ、そしてジワジワとボディーブローのように効いてくるものだと思う。

頭では分かっていても、自然にやってしまうのだ。

「もう!なんで分からないの!!!?」

「いちいち言わせないで!!!」

なんて。

特に頭に血が上っていると尚更。よくよく冷静になって考えると、「そういえばしっかり伝えなかった自分も悪いかもしれない」なんて思うことが多くあるように思う。

コレはいくら気を付けていても、ふとした時にひょっこり顔を出してしまう。今までの人生、コレが当たり前と思って生きてきたから。

夫にしてもそう。今まで何でもストレートに言う環境の中で生きてきたのに、急に「察して!」なんて無理な話。

国際結婚においては、この感覚の違いに本当に苦労するものだ。目には見えないが、ジワジワと2人の間に入り込んで来る。

そしてこの溝を埋めるのは結局二人の努力理解しかないのである。

「どちらかが譲ってどちらかに合わせる」というのは、この場合は正直無理だろう。どちらかが我慢する関係は精神的に良くない。

お互いが少しずつ歩み寄る心

そしてお互いを尊重し、本当に理解しようとする心

この心が大切。

「譲る」必要はない、ただ「歩み寄る」ことは必要。

心からそう思う。

違う国で生まれ、違う国で育ち、文化も考え方も違う環境で育った二人が出会い、結婚するなんて、正直不思議なめぐり合わせ。

自分の文化や考え方に自信を持ちながらも、同時に相手も尊重するという姿勢は忘れずに居たいものである。

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